中国教育省と人力資源・社会保障省はこのほど、「2010年末までに、留学生として出国した人数は127万人を超え、そのうち95万人が現在も外国の学校に在学している」と発表しました。
2010年に留学を目的として出国した人数は、去年同期に比べて24%増の28万人あまりとなり、中国は、世界で「最大規模の留学生輸出国」となっています。このうち私費留学生が留学生全体の93%を占めています。これらの留学生は約100カ国と地域に分布しており、そのうちアメリカ、オーストラリア、日本、イギリス、韓国、カナダ、シンガポール、フランス、ドイツ、ロシアの10カ国に留学する人が、全体の90%を占めています。
統計によりますと、1978年から2010年までに、帰国した中国人留学生は約63万人となり、うち2010年の帰国者は昨年同期に比べ24.7%増え、約13万人になりました。(万、大野)
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