ヤムドク湖と経幡 撮影:李沪
ヤムドク湖畔にある経幡 撮影:瀋晶
ニェンチェンタンラ山麓の経幡 撮影:瀋晶
ルラ氷河下の経幡 撮影:瀋晶
経幡(別名、風馬の旗)は、チベットに行けば、山の頂、川や湖の畔、お寺など、至るところに見られます。風にひるがえる多彩な経幡は、チベット高原ならではの風物詩とされています。
経幡には、五つの色があり、それぞれ特定の意味を代表しています。青は空、白は雲、赤は炎、緑は水、黄色は土を象徴しており、並び方もこの順番に決まっています。空が上、土は下、その間に雲と炎と水がある大自然のルールのように、経幡の順番も変わってはいけません。
経幡の上には、経文、仏像、縁起のよい図案が描かれています。チベットの人々は、経幡が一回風にひるがえれば、経文が一回読まれたことになると信じています。これによって神の守護を祈念し、己れの功徳を積みます。人々は、経幡に美しい願いを託します。
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