イラクのマリキ首相は26日、「イラク政府は、イラクに駐留する1万人余りのアメリカ軍が今年末の撤退期限後も引き続きイラクに駐留することを許可する」との見方を否定しました。
マリキ首相はこの日の記者会見で、「イラクとアメリカがこれより前に調印した『イラク駐留米軍に関する地位協定』には、アメリカ軍が2011年以降、引き続きイラクに駐留することに関するいかなる条項もない。イラク内閣はこの問題について討議したことはないし、議会にこの問題に関するいかなる草案も提出していない」と述べました。
現在、イラクに駐留しているアメリカ軍は5万人を下回っています。アメリカとイラクが2008年調印した「イラク駐留米軍に関する地位協定」に基づいて、アメリカ軍は今年末にイラクからすべて撤退するということです。しかし、イラクのメディアは26日、「イラクにおけるアメリカの利益を保護するため、イラク政府はアメリカ軍に特別な駐留地位を設置し、1万5000人のアメリカ軍の継続駐留を許している」と報道しています。
これに先立ち、マリキ首相は、「アメリカ軍駐留期限の延長を拒否する」と何度も表明し、数万人のイラク民衆も幾度となくデモと抗議を行い、アメリカ軍の早期撤退を要求したということです。(翻訳:玉華)
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