日本の警察庁のまとめによりますと、3月11に発生した巨大地震と津波による死者は4月4日午後8時現在で1万2321人、家族から届け出のあった行方不明者は1万5315人となっているということです。

　また、避難所で避難生活を続けている人は16万6000人以上に上っています。

　一方、東電は高濃度に汚染された水の貯蔵先を確保する必要があるとして、4日午後7時から、施設内にたまっている低レベルの放射性物質に汚染された水を海に放出するという措置に踏み切りました。

　報道によりますと、「廃棄物集中処理施設」にたまっているおよそ1万トンの低レベルの汚染水のほか、5号機と6号機の地下水合わせて1500トンが放出されたということです。（翻訳：ooeiei）特集：日本大地震へ