アメリカのカーター元大統領は30日、キューバーのハバナで、「アメリカは、キューバーに対して50年近く実施している封鎖を解除すべきだ」と述べました。
これは、カーター元大統領が、キューバへの「私的訪問」の終了に際して行なった記者会見で述べたものです。同時に、このような封鎖政策の根拠となるアメリカのヘルムズ・バートン法の廃止を主張しました。
さらに、カーター元大統領は「両国関係を改善するために、キューバー政府とアメリカ政府は一歩踏み出すべきだ。アメリカ人のキューバーへの渡航禁止を含む制限をすべて解除べきだ」と主張しました。
カーター元大統領は、キューバー政府の招待により、28日にキューバの首都ハバナに入りました。訪問期間中、キューバー革命の指導者カストロ氏、国務委員会のカストロ議長をはじめとする指導者らと会談しました。
カーター元大統領のキューバー訪問は、今回が2回目です。
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