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 中国中央銀行、今年3度目の預金準備率の引上げ

2011-03-25 16:08:47     cri    

 中国の中央銀行である中国人民銀行はこの25日から、金融機関から預金の一定割合を強制的に預かる預金準備率を0.5ポイント引き上げました。

 今回の引上げは、今年3回目で、昨年から数えて9回目となります。これにより、大中型金融機関の預金準備率は過去最高の20%になり、これによる資金凍結額は3600億元(日本円でおよそ4兆6800億円)前後になると見込まれています。

 中国人民銀行貨幣政策局の張暁恵局長はこの日、文章を発表し「国際収支における黒字状態が続き、通貨が過剰に供給されている現在、預金準備率の引上げは、市中に出まわる通貨の量を調整し、中長期の過剰な流動に対応するができる。そして、銀行資金の貸出にも影響を及ぼし、その総量を適切に調整する効果もある」としています。(万)

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