ASEAN・東南アジア諸国連合10カ国の観光相は17日、カンボジアのプノンペンで、ASEAN地域で世界一流の観光目的地を構築することを目的とする、今後5年間のASEAN観光発展戦略計画にサインします。

　この計画の主な内容は、ASEANの観光宣伝、観光地の建設、観光業を担う人材の養成の強化、航空の自由の実現、観光安全の維持で、また2015年までに、ASEAN 各国からの観光客のビザを免除し、その他の国からの観光客にはASEAN単一ビザを発給することなどが含まれているほか、文化・生態観光を大いに発展させることが含まれています。

　観光業はASEAN諸国の重要な基盤産業の一つです。現在、ASEAN 各国を訪れる年間の観光客数は6500万人で、そのうち、40％は地域内の観光客で、20％は中国、日本、韓国などからで、10％は欧米からの観光客となっています。（翻訳：董燕華）

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