チベット自治区の関連部門は、第11期5ヵ年計画の5年間、チベットは国の支援を受け、文化事業への投入が増え、住民の文化生活が豊かになっていることを明らかにしました。

　この5年間、チベット自治区では、チベット劇芸術研究センターや公共図書館など文化的施設が整備されました。また、県クラスの総合文化活動センターが74ヵ所建設され、村から区までの5つのクラスの文化ネットワークが形成されました。

　自治区の各クラスの専門芸術団体と民間芸術団体は、農村部であわせて6000回近く公演を行い、1000万人を動員しました。

　このほか、自治区は出版業の発展にも力を入れました。2009年だけでも、農牧民向けの図書サービス施設・「農家の本屋」を730ヵ所建設しました。また、チベット語と中国語の図書を800種類あまり出版し、その数は1350万冊にのぼっています。さらに、新聞23種類、6000万部を発行しています。農村部に無料で寄贈した書籍は10万冊あまり、チベット語の新聞が700万部あまりとなっています。（朱丹陽）

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