EU・欧州連合のキャサリン・アシュトン外務・安全保障政策上級代表は30日、アメリカとロシアに対して、両国の大統領が今年4月にプラハで調印した新核軍縮条約(通称:「新START」)を一日も早く批准するよう呼びかけました。
アシュトン上級代表は、「米ロは新しい条約によって核軍縮を推進する歴史的なチャンスに直面している。EUは米ロの新核軍縮条約を支持し、また両国の議会が新条約を早期に批准することを期待している」と述べました。
現在、米ロ両国は世界の戦略兵器貯蔵量の95%を保有しています。今年4月両国の大統領はプラハで、戦略核兵器削減の新協定に調印し、核弾頭の配備数を3分の1近く削減し、相応の核査察システムを確立すると約束しました。この協定は、次の段階の核軍縮と大量破壊兵器拡散防止を推進することにプラスとなると見られています。(翻訳:玉華)
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