イギリスに及ぶ文書には、アフガニスタン軍事行動においてアメリカによるイギリスへの非難やイギリスのキャメロン首相に対する政治的な批判、一部のイギリス王室メンバーの不適当な言行に対する評価、および関係あるイギリス議員への詳細な情報の提供要求などが含まれています。ドイツに及ぶ文書の大部分はウェスターウェレ首相らドイツ政治家の外交能力などに触れています。
これらの機密文書が公開された数分後に、ドイツ駐在アメリカのマーフィー大使は直ちにテレビ放送を通じて、文書に触れられたドイツの指導者に謝罪をしました。ドイツ政府の高官も相次いでテレビで発言し、こうした秘密公開行為を非難した上で、これはドイツとアメリカの正常な外交関係に影響しないと強調しました。
イギリス外務省の報道官はこの日、こうした授権されていない機密公開行為を非難し、「この行為はイギリスの国家安全を損なうだろう。しかし、イギリスとアメリカの関係は強固なものであり、この関係は続いていく」と述べました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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