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 <広州アジア大会>準備が整う

2010-11-12 12:35:14     cri    

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 12日の夜、広州アジア競技大会の幕が開きますが、大会の準備は完全に整えられたのでしょうか。ここ数日、広州の街角では、「友は遠方から来る」というアジア競技大会のテーマソングが心地よく流れています。その美しいメロディは広州市民の心を映しています。広州市民の李苑さんは、インタビューを受けて「はるばると遠くから訪れる各国のお客さんをもてなしたい気持ちです。大会の開催日が間近になるにつれて、この気持ちが仲間の中でも広がっています。私は一般市民として、世界が広州に注目していることに感激を覚えていますし、誇りを感じています。また、主催地に住む者として選手たちを歓迎し、選手たちが試合でよい成績を上げることができるよう心から望んでいます」と語りました。

 今回の大会には選手1万156人が参加し、同行する関係者は4202人となっています。試合と練習を行うため、大会開催期間中は選手村が選手たちの生活と活動の主なフィールドとなります。11月5日から広州アジア競技大会選手村が正式に運営開始され、選手たちに食事や住居、ショッピング、娯楽、医療などのサービスを提供しています。また、各国の代表団を歓迎する儀式を行い、各国の元首、政府首脳、王室代表者などの招待客を迎えています。選手村の村長孔少琼さんは「選手たちを中心に考えることが選手村の活動の根本的な主旨です。私たちは全力を上げて、選手や代表団の関係者、招待客などに心を込めた周到なサ-ビスを提供し、安全で快適かつ和やかな家庭的雰囲気を作って行きたいと思っています」と話しています。

 広州アジア競技大会は53ヶ所の競技場と17ヶ所の練習場を含む70のスタジアムで行われます。競技大会組織委員会の競技場機器担当の責任者彭高峰さんは、「4月20日から180日間以上をかけて、すべてのスタジアムで使用される競技設備の作動検査を完了し、選手らの練習用に開放しています」と説明しています。

 競技場を選手たちの技能を披露する舞台とすれば、体育器具は彼らの道具であり、仲間です。大会組織委員会の田心徳副事務局長は「大会で使用する中国製および外国製の競技設備と器具の設置、点検はすでに完了しており、完全に試合の要求に符合するものとなっています」と話しました。

 選手らのほかにも、大会開催期間中は国内外からの観客も数多く訪れます。これらの人々の秩序ある流動を維持するために、広州市の交通網は大きな試練に直面することとなります。これについて万慶介市長は、「2004年に広州がアジア競技大会開催の招致に成功した後、広州市は計700億元を投入して全長200キロの地下鉄を敷設しました。現在、広州には38ヶ所のスタジアム、空港、駅を結ぶ8本の地下鉄が敷設されています。われわれはアジア競技理事会との確約を履行し、一連の措置を講じて交通環境および施設の整備に取り組んでおり、すでに大会をめぐる需要や都市機能の正常な運営という基本的な要求を満たすことが可能となっています」と紹介しました。

 アジア競技大会の成功のための準備活動は非常に複雑なものですが、大会がまさに開幕しようとしている今、広州市のどの街角からも「広州の準備は整った!」との声が聞こえてきています。(翻訳:董燕華)

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