「都市化と不動産価格の高騰は、『男尊女卑』という中国の伝統的な理念を変え、女の子がほしいというカップルを増やしている」。3日付の英紙「フィナンシャル・タイムズ」のこれに関する報道は中国のインターネットでも広く注目されています。
確実なデーターはまだですが、少なくとも都市部では、女の子がほしいという若いカップルがここ数年、増加傾向にあるのが事実だということです。
報道によりますと、中国では、結婚する息子に両親が住居を提供することは従来の考え方でしたが、不動産価格の高騰でほとんどの人が頭を抱えています。また都市化によって、跡継ぎとなる男の子を育てるコストが高まっており、男の子を産むメリットは少なくなり、教育と結婚に使う費用が大きいことは、中国の家庭に大きな圧力となっています。
南京市の人口学者徐銘東教授は「都市部では、老後の暮らしは物質的なものから精神的な内容を重んじるものになりつつある。そして女の子は親に尽くす割合は男の子より多いという考えから、多くのカップルは老後の生活を考慮した上、女の子をほしがっている」と分析しています。
また、世界銀行がこのほど発表した報告によりますと、北京市の男女の人口数の不均衡状態は1995年にピークを迎え、その後の都市化につれ、「男尊女卑」という理念は主流ではなくなりました。この報告は、2000年に類似した傾向が他の地方にもあったので、子供としての女の子への考えで中国は全般的に変化していると見られています。(訳:FUYING)
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