2日間にわたって開かれたEU・欧州連合首脳会議がブリュッセルで閉幕しました。今回の会議は主に、EUの経済ガバナンス改革案やG20ソウルサミット、国連気候変動大会カンクン会議などについて討議されました。
28日の会議において、EUの指導者はEUの経済ガバナンス改革案を認可しました。これにより、EUの「安定・成長協定(SGP)」の実行や、財政規律に違反したユーロ圏加盟国への懲罰を強化するほか、マクロ経済のリスク・モニターメカニズムの確立により、EUが、具体的な指標を通じて、加盟国のマクロ経済のバランス状態をモニタリングすることになります。
まもなくソウルで開催されるG20サミットについて、EUの首脳たちは会議後の声明の中で、「G20サミットは各国に対して、『強力で、持続可能な均衡成長の枠組』内で有効な措置を打ち出すよう求めなければならない」としています。また、11月末にメキシコのカンクンで開催される国連気候変動会議について、EUの首脳たちは、今回の会議で「法的な拘束力を持つ全面的な枠組」に達するよう条件作りが行なわれることを期待しています。(翻訳:玉華 チェック:新出)
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