12日、「彩絵シルクロード~中国現代美術家がシルクロードを描く旅~」の記者発表が、陝西省西安市の大唐西市博物館で行われました。これは、中国美術家協会が主催し、陝西省政府、中国文学芸術界連合会が共催したもので、陝西省政府の鄭小明副省長、中国美術家協会の呉長江副主席、西安美術学院の王勝利学長などが出席しました。
シルクロードの世界遺産登録を早期に実現するため、シルクロード文化の普及と中国の文化遺産保護事業の発展を目指して、中国美術家協会は、中国画と西洋画の画家それぞれ25名からなる現代美術家制作代表団を組織し、シルクロードを歩きながら絵画を描くという「彩絵シルクロード」プロジェクトを企画しました。
2010年10月から2012年の6月にかけて、50名の美術家はシルクロードの歴史遺跡を調査し、シルクロードについての作品を制作するとともに、北京と西安、イタリア・ローマで展示会を行う予定です。
会場の大唐西市博物館は、唐の都長安からシルクロードへの出発点とされる長安西市跡に建設された博物館で、今年の4月に一般公開されたばかりです。(陳博、大野)
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