新疆ウイグル自治区のウルムチで開かれていた対外貿易商談会は5日閉幕しましたが、この商談会は来年には中国―ユーラシア博覧会に昇格させることになりました。
現在、新疆ウイグル自治区政府は、この博覧会の国際化と現代化を目指して準備作業を始めました。関係者は、今後はこの博覧会を通じて、中国の開放を推し進め、新疆と国内の各省、自治区、直轄市との連携を強めると共に、中央アジア、西南アジア、ヨーロッパの各国との貿易を強め、技術、文化などの分野での交流と協力を強化することを目指しています。
閉幕したばかりの新疆対外貿易商談会は1992年から始まり、これまで19年間に大きな成果をあげています。商談会を博覧会に昇格したことについて、陳徳銘商務相は「中央政府の統一した配置を基に、商務省は各部門との調整を通じて、新疆の開放拡大への支持に力を入れている」と強調しました。
昇格後の中国―ユーラシア博覧会は、国家クラスの大型国際展示会になります。このため、新疆では国際コンベンションセンターなど進んだ施設が建設されます。このセンターの面積は4.5万平方メートルに達し、3000のブースを持ちます。このセンターには国際会議を開く施設や高級宿泊施設があり、第1期工事が終わると、2011年5月にそのテスト運営を始めます。
中国―ユーラシア博覧会は5万人の内外出展者を招く予定です。このほか、関係部門は、いくつかの国際機関と大手の多国籍企業をコンベンションセンターに招くことにしており、これからは区域的な国際貿易センターの一つのなり、新疆地方の対外開放での重要な窓口をなることでしょう。(朱丹陽)
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