今月13日から、中国の南部地方では、大雨が降り続け、一部の河では、警戒水位を超えるほど洪水が発生しました。

　18日、副首相でもある国家洪水・干ばつ対策本部の回良玉総指揮は、大雨による被害状況と進行状況をより詳しく調べ、災害防止と救援活動に取り組むよう要求しました。国家洪水・干ばつ対策本部は、3級レベルの緊急対応措置を発動し、被災地に救援指導チームを派遣しました。

　大まかな統計によりますと、18日午後4時までに、強い雨により、福建省、広西チワン族自治区、四川省、広東省、江西省、湖南省、貴州省などでは、560万人が被害を受け、直接経済損失が65億元（およそ963億円）に上っています。（翻訳：李軼豪）