新華社通信によりますと、中日両国が上海万博のために遣唐使船の再現プロジェクトとして共同製作した使節船「遣唐使船」の進水式が31日、江蘇省東南部張家港市で行われました。
同船は進水後4月中旬か下旬に日本へ運ばれることになっています。その後、5月に遣唐使の原点である大阪から出港し、当時遣唐使が航行していたコースをたどり、6月11日に上海に到着する予定です。また、万博期間中6月13日から18日にかけて開催される「日本ウィーク」にもお目見えするということです。
同船は、7世紀から9世紀に使われていた日本の遣唐使船がモデルで、長さ33.6メートル、幅9.2メートル、メインカラーは赤と白です。
この遣唐使船の再現プロジェクトは日本角川文化振興財団の主催によるもので、日本側がデザインし、中国側が技術を提供し製造を手がける形で実現しました。(翻訳:コオリ・ミン)
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