スウェーデンを訪れている中国の習近平国家副主席は30日、ストックホルムでカール16世グスタフ国王と会談しました。

　習副主席は「双方の共同の努力の下で、中国とスウェーデンの関係は日増しに成熟し、現在、まさに全盛期にある。両国のハイレベル交流は頻繁に行われ、政治面での信頼関係は強まり、経済貿易交流はより緊密になっている。また、科学技術、教育、文化、環境保護などの分野における互恵協力も次第に深まり、地域及び民間交流もますます盛んになっている。中国政府はスウェーデンとの友好協力関係の発展を高く重視すると共に、スウェーデンがＥＵ、及び国際問題で果たした積極的な役割を評価している」と述べました。

　グスタフ国王は「ここ数年、両国のエコ都市の構築や、持続可能な発展などの面で良好な協力を行ってきた。今回、習副主席の訪問期間中、双方は一連の協力協定を結んだ。これは必ず両国関係の更なる発展を推し進めるに違いない」と語りました。（翻訳：ＺＨＬ）