このほど、干ばつに見舞われている西南地区の東部では雨が降り、一部地域の被災状況はいくらか緩和したものの、西南地区全体の干ばつ状況は深刻化しています。

　国家干ばつ水害対策本部によりますと、3月26日午後6時までに、全国の被災耕地面積は760万ヘクタールに達し、2370万人の飲用水が不足しています。うち、雲南、貴州、広西、重慶と四川の耕地の被災面積は被災面積全体の8割を占めました。

　政府はこれまで災害救済などに13億元を投入し、これからも投入金額を増やしていくことにしています。