中国の李毅中工業情報相は12日、北京で「中央政府は中小企業の発展を重視し、直面している困難を解決するためのさまざまな措置を取る」と述べました。

　李毅中工業情報相は全国人民代表大会の記者会見で「中小企業は中国企業総数の99％を占め、全国の8割就業人口を占めている。これらの中小企業の発展を進めるため、中国政府は中小企業発展促進政策を制定し、法律や融資、税収、科学技術、サービスなどの面で中小企業に対し優遇政策を提供する」と述べました。

　李工業情報相はまた「関係部門は法律と規則を整備し、中小企業を政府調達と市場に平等に参加させ、中小企業の融資問題を解決するため、小規模、低金利のローンを提供する会社と銀行を設立する」とした上で「昨年、中央財政が企業に提供した200億人民元の技術改革資金の3分の2は中小企業に用いられた。今年の中央財政は更に100億人民元の中小企業発展資金を拠出する」と述べました。

（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）