中国東方航空会社の取締役でもある劉紹勇全人代代表が10日、「上海万博は東方航空の発展にチャンスをもたらす」と語りました。
劉紹勇代表は10日北京で、東方航空の発展や、「いかに上海万博に貢献するのか」などについて、集団取材を受けました。席上、劉代表は、「5月に開催される上海万博は1100万人から1600万人が来場する見込みだ。これは、東方航空に発展のチャンスを与えてくれる」と語りました。劉代表の話によると、東方航空は、上海万博に向け、アメリカ、日本、欧州、オーストラリアと往来する便数を増やすことを決めたほか、国内便の調整も行っているということです。また、93社の航空会社と共同運営の協議を結びました。
さらに、JALの経営破綻について、金融危機などの外部の原因のほかに運営体制にも問題があったとし、中国企業がそれを教訓にすべきだとした上で、「再生のためにJALが積極的な措置を講じているのを見て、必ず世界一流の航空会社に戻れると信じている」と語りました。(取材・文章:李いつ豪)
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