広州自動車グループの曽慶洪社長は、「自動車のリコールは企業の社会的責任だ」と語り、中国自動車生産業界のリコール体制を健全化させるよう呼びかけました。
全人代の代表でもある、曽慶洪社長は、8日北京で国内外の記者の取材を受けました。席上、トヨタのリコール問題がもっとも多く聞かれました。曽社長は、「トヨタのリコール問題にかなり注目をしている。共同経営するパートナーとして、トヨタのイメージの回復に励んでいる」と語りました。
故障車のリコールについて、曽社長はそれが企業の社会的責任であり、消費者の権利を守る手段だと主張した上で、中国企業は品質問題の検査方法を健全化させ、リコール体制の整備を急いでほしいと呼びかけました。(取材・文章:李いつ豪)
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