「2010年中央・地方予算草案」に関する報告は、2010年、中国の財政赤字額は2009年より1000億元増えて、1兆500億元に達する見込みだとしています。

　それによりますと、2010年の財政赤字額のGDPに占める割合は2.8%で、2009年とほぼ同じレベルを維持しています。この報告は、「財政政策の連続性と安定性を保ち、景気回復の勢いを保っていくため、2010年の財政赤字額を適度なものにしていく」としています。

　報告はさらに「財政の持続可能な発展を促し、財政リスクの防止に努め、また、今後、財政赤字額を少しずつ減らしていくようにするため、赤字率を3%以内に抑えていく」と強調しています。（翻訳：Yan、LinTao）