中国第11期全国人民代表大会第3回会議の李肇星報道官は北京で4日、「『労働契約法』が施行されて2年過ぎたが、労働契約の締結率は著しく上昇している」と述べました。
李肇星報道官は記者会見で、「多くの省、自治区、直轄市では、規模以上の企業(国有企業または年売上高500万元以上の非国有企業)における労働契約の締結率は90%以上、大型国有企業では100%に達している」と述べました。
また、李報道官は「労働契約法の施行により、社会保険のカバー範囲を拡大した。2009年、全国では老後保険、医療保険、失業保険に加入した人の数は前年より大幅に増加した。また、国際金融危機に対応する中、労働契約法の役割が特に重要視される。中小企業の従業員のリストラが一段落し、一部の失業者の生活が保障されている」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:村田)
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