3月1日午前7時、建設中の神華グループ傘下の駱駝山炭鉱で浸水事故が起きました。炭鉱側のこれまでの調査によりますと、事故発生時、坑内には77人の作業員がおり、そのうち46人が地上にはい上り、1人が死亡、残り31人は坑内に入ったままだということです。
中国国家安全操業監督管理総局の駱琳局長は2日、事故現場から北京に戻った後、全国ビデオ会議を開き、「事故原因については今後の調査が待たれる」としながらも、「現状から見て、掘進工事の放水管理や工事の請負における安全面での問題が露わになった」と指摘しました。
駱琳局長はさらに、「今年に入り、炭鉱などの企業が関わる事故が増加しており、重大事故が多発している。これは、景気が好転し、急成長する段階において、安全管理が疎かになっていることの現れだ」と述べました。その上で、事故から教訓をしっかり汲み取り、炭鉱の水や火、ガスなど、安全上の隠れた問題点を着実に点検することにより、事故の再発を防ぐよう求めました。(翻訳:Yan、田中)
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