新華社通信が21日、署名入りの文章を発表し、「ダライ・ラマ集団がこのほど発表した『中国共産党の言う旧チベットが封建農奴制社会であるというのはフィクションである』という文章は、まったく客観的事実に背いたものだ」としています。
ダライ・ラマ集団が1月5日発表した文章は、1949年前のチベットを「自給自足で、こじきがなく、農民の生活が豊かな法制化社会」と描き、今日の中国よりもっと文明的な社会と主張しています。
それに対し、新華社の署名入りの文章は「旧チベットが政教統一の封建農奴制社会であることは、客観的事実として国際的に認識され、国内外の歴史資料や学者の研究によって証明されています。旧チベットの社会状況に対するダライ・ラマ集団の描写は白黒を転倒させる客観的事実に背いたものだ」と指摘しています。
文章は更に「ダライ・ラマ集団が、旧チベットの社会制度を極力に弁解しているが、彼らは立ち遅れた政教統一の封建農奴制の代表で、その統治階級の利益を代表しているからだ」としています。(訳:FUYING)
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