中国新聞社の週刊誌「中国新聞週刊」は3日に掲載した文章の中で、「2010年の腐敗取締りは透明性と情報共有を高め、また、民間世論からの批判をより容認すべきだ」としました。
文章は「腐敗の根源は過度な権力集中にある」と指摘しました。
それによりますと、昨年末、内蒙古自治区の貧困地方の検事長が100万元の高級車を所有していることがインターネットに掲載され、辞職を強いられたということです。
これについて、武漢大学の洪杰文助教授は新華社の取材に対し、「インターネット時代において、国民は情報開示の拡大とスピードアップを求めている」と語りました。
また、政府系深圳新聞グループのウェブサイト「深圳新聞網」は論評の中で、「腐敗取締りにおいて、国民は透明性の向上を求めている。情報開示の不足は政府の信用度に大きな影響を与えている」と指摘しました。(ジョウ&田中)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |