アフガニスタンの首都カブールでは18日午前、反政府のタリバン武装勢力が大統領府を含む政府機関や商業建築に対し、爆弾攻撃を行い、警察側と交戦しました。アフガニスタン国防省がこの日発表したところによりますと、襲撃でタリバン側10人を含む15人が死亡し、71人が負傷したということです。

　現在のところ、武装勢力がコントロールしていた建物はすでに整理され、治安部隊は襲撃の現場を封鎖しました。地元の住民は当面の治安情勢にきわめて大きな憂慮を示しました。

　事件発生後、タリバン勢力の報道官はこの事件の犯行を確認し、タリバンのメンバー20人の標的は大統領府とその他の政府機関であり、うち1人が大統領府入り口前で自爆したと明らかにしました。（翻訳：トウエンカ）