カンボジアを正式訪問中の習近平国家副主席はプノンペンで22日午前、カンボジア初の孔子学院の開校式に出席しました。
席上、習近平副主席は「カンボジアの孔子学院の設立は、中国とカンボジアの教育協力での重要な成果で、両国の人文交流史上の一里塚となっている。私は中国政府と人民を代表して熱烈な祝賀の意を表する」と述べました。
また、習近平副主席は「現在、中国とカンボジアは全面的な協力パートナーシップを設立した。両国は政治面で相互信頼し、経済面で互恵協力を堅持している。各分野での協力は著しい成果を収め、両国の国民に確実な利益をもたらした。孔子学院の設立は必ずや新しい架け橋となり、両国国民の理解と友情を一層深めていくにちがいない」と語りました。
これに対して、カンボジアのソク・アン副首相は「孔子学院の設立はカンボジアと中国の文化教育と人材育成における友好協力の強化を示している」と述べました。
カンボジアは習近平副主席がアジア4カ国歴訪の最後の訪問国となりました。習近平副主席の歴訪は東京の中国文化センターの除幕式から始まりましたが、カンボジアの孔子学院の開校式出席をもって歴訪を終えました。(Ktasu/吉野)
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