13日、「2009年中国・成都国際災害リスク大会」が成都で開幕されました。30カ国と地域からの数百人の科学界、政治界の有名人が、四川大地震後の発展をテーマに、議論を行いました。

　国連のマルガレータ・ワルストロム災害リスク低減事務次長補は席上、「人類社会が直面している災害リスクは日増しに複雑化している。従来の管理理論と方法では、効果的に対応できない。これから、より安全で、持続可能な発展のできる社会を作っていく必要がある。そのため、より総合的な方法で自然災害や大規模な感染病の蔓延、技術の災害及びテロ攻撃を含めた各種非常事態に対応していく必要がある」としています。

　なお、今回の大会は、国連が将来に向けた災害リスク低減アクション戦略の実行を力強く促し、国際社会の災害リスク低減に学術思想と成果交流の場を提供することになっています。（翻訳：Yan）