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EU委員会、中国製食品の質に問題がない

2009-06-26 14:01:09     cri    




















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 EU・欧州連合は27のメンバー国からなっています。食品安全問題に関する統一した管理システムを持ち、食品の安全を保障することは、EUの大きな課題です。EU委員会公共衛生事務担当のパパデゥラキ報道官はこのほどCRI記者のインタビューを受けた際、「現在、EUは統一的な食品安全管理システムを持っている。いかなる食品管理システムも完璧なものではなく、中国食品の質が欠けているという理由はない」と述べました。

 EUは2000年1月「食品安全白書」を発表し、2006年1月1日から「食品および飼料安全の管理法規」を正式に実行し始めました。パパデゥラキ報道官は、「EUの食品安全管理システムは三つの部分がある。まず、食品の製造、運輸、販売について管理、監督し、EUの規定に符合するようにすること。EUの各メンバー国がその国の製品がEUの統一基準に達することを保障すること。さらに、食品安全早期警報システムを発動させ、食品安全に関する様々な情報を各メンバー国に提供することである」と述べました。

 しかしグローバル化やEU一体化およびEU内外市場の拡大に従って、新しい問題が絶えず発生しています。去年のイタリア産チーズ汚染事件、アイルランド産豚肉ダイオキシン検出事件などを受け、ヨーロッパの食品安全に暗い影が投げかけられています。これについてパパデゥラキ報道官は、「現在の管理監督システムがなければ、これらの食品安全問題は発見されないかもしれない。食品安全問題が発見された後、一番重要なのは、直ちに効果的な解決法を見つけ、再発を避けることだ」と述べました。

 2006年EU委員会は中国国家質量監督検疫総局と協力覚書に調印し、「中欧食品安全作業委員会」を設置しました。パパデゥラキ報道官は、「EU委員会は中国と食品安全の面で良好な協力関係を保っている。双方は情報交流を通じて、食品安全の規準を改善し、食品貿易の発展を促進している。特に、質量監督検疫総局との協力は、双方の対話や情報交流を強化し、人々の食の安全を守っている」と述べました。

 EUと中国の食品貿易の潜在力が大きく、今後数年内、お互いの食品輸出入総額が速いスピードで増える見込みです。2007年、EUが中国から輸入した農産品の金額が34億ユーロに達し、農産品輸入総額の4.4%を占めています。2010年、EUの対中農産品輸出額が23億ユーロを超える見込みです。

 パパデゥラキ報道官はさらに、「中国が新しく実施した『食品安全法』はとても意義が大きい。一部の内容はEUの規準と似ており、各管理部門の協力などの内容も大切だ。この法律の実行は、中国の食品安全の管理によい条件を整えた」と述べました。

 パパデゥラキ報道官は最後に、「中国食品の質は信頼がおけないことは必要がない。ヨーロッパと中国は各自の管理規準や協力文書に従って管理作業を履行すれば、双方の食品貿易が安定的に発展していくだろう」と述べました。(担当:ooeiei)

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