中国の温家宝首相は25日、ドイツのメルケル首相と電話会談を行い、両国関係や共に関心を寄せる重要な問題について意見を交換しました。
温家宝首相はその中で、「両国は戦略的な高度と長期的な立場に立って、両国関係を処理することを堅持し、ハイレベルの交流と意思疎通を強化し、両国関係の持続的かつ健全的な発展を推進させていくべきだ。中国政府は終始、互恵と共栄の開放的な戦略を実施し、公平な市場競争の環境を守り、海外企業の製品を差別視しない。中国とドイツは手を携えて、貿易保護主義と投資保護主義に反対していくべきだ。また、中国は新エネルギーと再生エネルギーの開発およびそれぞれの効果向上におけるドイツとの協力を強化し、共同の経済の新しい成長点を求めていく。中国はまた、各国と共に、年末にコペンハーゲンで開かれる国連の気候変動会議が積極的な成果を収めるようにするため努力していく」と述べました。
これに対しメルケル首相は、「ドイツは中国と共に努力し、ハイレベルの交流を保ち、経済協力と貿易を強化し、貿易保護主義と投資保護主義に反対し、国際金融危機に対応し、両国関係の一段とした発展を推進していく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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