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「運命共同体」を題とした写真展、国連本部で開催

2009-06-05 17:32:51     cri    




















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 今日5日は「世界環境デー」です。これを記念して、「運命共同体」を題とする写真展が4日、ニューヨークの国連本部で開かれました。この中で、中国の著名なカメラマン・羅紅氏の作品が展示されています。また、羅さんには今年、国連環境計画から「気候ヒーロー」という称号が授けられました。

 「運命共同体」という写真展は国連環境計画が主催したもので、中国のカメラマン・羅紅氏とアメリカの著名なカメラマン・ナイジェル・バーカー氏の撮影作品が展示されています。

 これら作品は地球上の各種野生動物の現状および人類の活動による全世界の生物多様性に対する影響に注目した作品です。中国のカメラマンが国連本部が主催する環境保全をテーマとする写真展に作品を展示するのは今回が初めてです。

 今回の写真展には、羅さんの作品が33点展示されています。これら作品は羅さんが20年間撮影したものの精髄だとされています。南極から北極まで、雪山から大草原まで生息している野生動物の様子や雄壮な自然の神秘などをカメラで記録しました。

 今回の出展作品の選びについて、羅さんはできるだけ動物の多様性を表現したいと語り、「私はたくさんの写真を撮りました。今回は主に動物の多様性を示す写真を選びました。動物の美しいところを表現しながら、人々の動物や環境保全の意識などを高めようとしています。多様性のある世界こそ、美しい世界だと思います」

 実際には、国連が主催した写真展に羅さんが参加したのは初めてではありません。2006年羅さんはナイロビにある国連環境計画本部で環境保全をテーマとする個展を行いました。これで、彼は国連で個展を行った初めての中国人カメラマンになりました。また、これは中国の民間の環境保全が世界の舞台に進出したことを意味します。

 国連の関係担当官員の話によりますと、羅さんは国連環境計画で、総額1000万人民元の環境保全基金を設けました。この基金は主に、全世界の青年環境保全リーダーの養成や重要な環境保全プロジェクトの実施に用いられます。そのうち、国連環境計画の中国語サイトの開設プロジェクトは国連環境計画のシュタイナー事務局長から高く評価されました。

 国連環境計画(UNEP)ニューヨーク事務局のカスターノ局長はこの日、写真展の開幕式で挨拶し、羅紅さんが中国と世界の環境保護事業に払った努力を高く評価しました。

 カスターノ局長は「羅さんは現在、多くの特別の個人からなる環境保護者の一員になっており、中国と世界の民衆、特に若者の環境保護の意識を向上させるために貢献した」と述べました。

 今年、羅さんは国連環境計画に「世界気候ヒーロー」の栄誉を授与されました。羅さんは。「この栄誉を得ても、依然として自分は夢を実現するために進む人間だ。今後もカメラで純真で自然な美を捉え、人の心を感動させるこの美でもってより多くの人に影響を与えていきたい」と述べました。

 羅さんは、「私は、何の変わりもないと思う。撮影は私の人生の1つの夢であるからだ。私は今もこの夢を放棄していないのも、撮影の中でただ一人の愛好者から次第に環境保護主義者になったからだ。この世界はより多くの人々が動物を保護し、環境を保護する必要があるのだ」と述べました。

 また、羅さんは、「いかなる人も自分の力を尽くして地球を保護することができると信じている。重要なのは人々が自分の身近なことからやり始めることだ。こうしてこそ、人類が自身の努力を通じて自分が生活している地球を救うことができるのだ」と語りました。

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