パレスチナ自治政府のアッバス議長は22日ヨルダン川西岸都市ラマラで中国の楊潔チ外相と会談しました。

　アッバス議長は、「パレスチナと中国の関係は良好で、多くの分野で交流と協力を保っている」と述べた後、中国が中東問題で果たした役割を高く評価し、共に中東和平プロセスを推進していきたいという願いを表しました。

　これに対して楊潔チ外相は、「パレスチナ人民が合法的権利を回復する活動を中国は一貫して支持している。双方の各分野における交流と協力を強化し、双方の友好事業の発展を推進していく」と述べました。

　中東問題について楊潔チ外相は、「当面複雑な地域情勢に対して、和平プロセスの方向を堅持し、安保理第1860号決議を着実にしなければならない。国際社会が中東問題に注目し、協調と協力を強化し、パレスチナ・イスラエル和平対話、パレスチナの経済発展を支援すべきだ。中国は国際社会と共に、パレスチナ人民の建国、中東和平プロセスの推進に努力していく」と述べました。（翻訳：ooeieiチェック：大澤）