カイロで和解協議をしているパレスチナ各派は15日、来年1月25日に立法委員会と大統領の選挙を行うことで合意しました。しかし、主要派閥であるパレスチナ解放機構(PLO)の主流派ファタハとイスラム原理主義組織ハマスとの間には、選挙方式やイスラエルに対する立場などについて食い違いが存在しています。
イスラエルに対する立場については、ハマスは依然としてイスラエルの地位を認めておらず、また、武力での対抗を堅持しています。一方、ファタハは話し合いを通じて、パレスチナとイスラエルの矛盾を解決することを主張しています。
アッバス議長はこの日ラマラで、「統一政府はパレスチナ解放機構の原則を遵守しなければならない」と求めました。しかし、ハマスはパレスチナ解放機構の原則を遵守するのではなく、それを「尊重」すると表明しました。(翻訳:周莉 チェック:大澤)
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