13日に発表予定の『人民日報』で論評を掲載し、「人民代表大会制度は西側の資本主義国家の政体と、根本的な相違がある」と指摘しています。
文章では、「まず、中国の政党制度は、中国共産党が率いる多党間協力と政治協商制度であり、西側の多党制とは違う。次に、中国では、人民代表大会が国家権力を行使しており、人民政府、人民法院(人民裁判処)および人民検察院は人民代表大会に基づいて開設され、人民代表大会に対し責任を取り、人民代表大会の監督を受けている。各国家機関は中国共産党の指導の下で、国の建設と発展に奉仕しており、西側の三権分立制と違う。また、中国の全人代代表は全国の各地方、各民族、各分野から選ばれ、幅広い代表性がある。西側諸国の議員が党派の代表からなることと違う」としています。
また、「人類の政治文明の発展の成果として、民主は普遍的な一面を持っているものの、それぞれの国が民主を実現する過程は独特であり、そのルートも異なっている。これまでの成功した経験を参考にすると共に、国の実情に基づき、中国の特色のある道を見出さなければならず、決して西側の政治制度をそっくり真似てはならない」と強調しています。
(翻訳:洋 チェック:安藤)
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