中国社会科学院経済学部と社会科学文献出版社は1日共同で『工業化青書』を発表し、「2040年前後に中国は工業の現代化をほぼ実現するだろう」と予測しています。
青書は2004年の統計データを分析した上、「造船と鉄鋼業、石油工業の現代化レベルは中国工業のトップに立っており、世界の先進レベルの50%以上に達した。それに次いで、電力業、コンピューター製造業、紡績業は世界の先進レベルの50%に近づいた」としています。
また、医薬、通信設備、自動車、食品、製紙など5つの業界は、中国工業の全体の現代化レベルとほぼ同じで、現代化プロセスの3割以上を完成しました。一方、セメント工業、石炭業及び工作機械業の現代化レベルは最低で、世界の先進レベルの30%にも達していないということです。
青書では、先進技術と自主開発能力の育成を中国工業の現代化プロセスにおける中核任務にしており、「この任務の達成には研究開発の面での投入の拡大が必要である」としています。
(翻訳:洋 チェック:大澤)
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