習近平副主席は現地時間の17日、ベネズエラの首都カラカスでラモン・カリザレス副大統領と会談し、両国関係や協力の強化について意見を交わしました。
会談の中で、習近平副主席は「中国とベネズエラの経済はそれぞれに優位性を持ち、互恵協力に向けた潜在力も大きい。両国の国交樹立35周年を機に、ベネズエラと共に努力し、互恵協力のさらなる発展を推進していきたい。双方がエネルギーの分野で条件を整え、協力への潜在力を発掘して、長期かつ安定したエネルギー協力パートナーになるよう期待する。また、農業分野での協力や企業間の協力も強化していきたい」と述べました。
また、習副主席は「現在、金融危機の発展途上国への影響は深刻化している。ベネズエラなどの発展途上国との協力を強化し、手を携えて共に困難を乗り越えていきたい」と強調しました。
これに対して、カリザレス副大統領は「ベネズエラ政府は中国との関係を非常に重視しており、中国を重要な協力パートナーと見ている。双方のエネルギーや通信、インフラ整備、農業などの分野での協力は潜在力が極めて大きい。中国との協力を拡大して、中国の貧困撲滅での経験を学びたい」と述べた上で、台湾問題やチベット問題などで一つの中国の原則を堅持していく考えを改めて示しました。(翻訳:katsu)
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