フランスでは2009年の冬季割引セールが7日スタートしますが、最近行われたある調査で、この「厳しい」冬は、ネットショッピングが各百貨店にとって無視できない「ライバル」となる可能性がある、との結果が出ました。

　フランスのあるマーケティングリサーチ社が先ごろネットショッピングについて行った調査によりますと、4分の3のネットショッピング消費者が7日からのインターネット割引シーズンのイベントに参加すると答えています。理由は、ネットショッピングなら人ごみを避けられる、値段の比較がしやすい、買得の商品を選べるなど。

　経済危機が広がる中、多くの小売業者がその影響を受けていますが、ネットショッピングは相変わらずの伸びを見せています。08年の1年間に、およそ200万人のフランス人がネットを通じて総額203億ユーロの商品を購入。また洋服や靴類、帽子などの商品はハイテク製品に取って代わり、ネットショッピングの売れ筋商品となっています。（翻訳：周莉　チェック：横山）