これは安保理がこの5年来パレスチナとイスラエルの和平問題について採択した初の決議です。この決議は安保理がパレスチナとイスラエルの平和共存の実現への支持を改めて表明し、去年11月、アメリカのメリーランド州アナポリスでスタートしたパレスチナとイスラエルの和平交渉プロセスを支援することを強調しました。また、中東で全面的かつ公正で、恒久的な平和を実現させるため、両者の交渉が進展を上げたとき、双方の相互承認、地域各国の平和共存を推進していくよう促しました。
また、国連のパン・ギムン事務総長やアメリカのライス国務長官、ロシアのラブロフ外相、中国の何亜非外務次官らは安保理の中東問題閣僚会議に出席しました。
何亜非外務次官は席上、政治交渉を通じて中東和平を実現するよう呼びかけ、「パレスチナとイスラエルが新しい情勢の下で出来るだけ早く交渉を行い、一日も早く平和共存を実現させていくべきだ。中国は国際社会と共に中東問題の早期解決、地域の全面的かつ、公正で、恒久平和を実現させるために建設的な役割を果たしていく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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