中国外務省の劉建超報道官は7日北京で、「フランスのサルコジ大統領がダライ・ラマと単独会談を行ったに対し、中国政府は断固反対し、強い不満を持っている」と語りました。
6 日、EU・欧州連合の輪番議長であるフランスのサルコジ大統領はポーランドで、ダライ・ラマと単独会談を行いました。これに対し、劉建超報道官は記者の質問に答え、「サルコジ大統領は、中国人民の強い反対や中国政府による再三の交渉を顧みず、フランス大統領とEU輪番議長の二重身分を以って、長い間祖国分裂活動を続けてきたダライ・ラマと単独で会談した。フランス側の誤まった行動は中国の内政をひどく干渉するもので、中国国民の民族感情を傷つけた」と語りました。
劉建超報道官は、「フランスの指導者は中国の核心的な利益に関わる問題でいつも独断専行しており、両国関係をひどく損なっている。すべての責任はフランス側にある」と語りました。
劉建超報道官はさらに、中国はフランスとの関係を終始重視しているとし、中国側の立場を尊重して、正しく実際的な行動をもって、持続的、かつ前向きな安定した両国関係の発展を促すようフランス側に呼びかけました。(12/07 翻訳者:Lin チェッカー:末永)
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