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65周年特別番組(三)ーーHappy  Birthday  CRI 
   2006-12-04 16:22:08    cri
 65年前の12月3日、中国北西部の小さな町・延安にある粗末な小部屋からラジオ電波が発せられました。北京放送・中国国際放送局の前身、延安新華放送局が初めて日本語放送を送り出した瞬間です。あれから、65年が過ぎました。中国人民の対外放送事業は絶えず発展し、中国国際放送は、世界でもっとも高い実力と影響力を持つ国際放送局の一つとなりました。そして今月3日、中国人民の対外放送事業創設と中国国際放送局開局65周年を祝う大会が北京で開かれました。

 大会は、国内外から数百人が出席し、熱烈な雰囲気の中で始まりました。

 中国共産党中央政治局の李長春常務委員は大会にメッセージを送り、対外放送に従事する人々や北京放送のスタッフに対し、祝賀の意を表しました。李長春常務委員はその中で「65年間、中国人民の対外放送事業は発展し続けてきた。世界に中国を紹介するため、そして今も、中国と世界各国人民との理解と親善を強化するため、重要な役割を果たしている。中国国際放送局は、中国が平和発展の道を堅持することや、世界の調和を推し進めるとの主張を大いにアピールすると共に、国際放送の仕組みを整え、中国の改革開放と社会主義の現代化建設のために寄与するよう希望する」と述べています。

 続いて、中国共産党中央宣伝部の劉雲山部長が中国国際放送の役割を高く評価し、「対外放送を通じて、世界でのわが国の良いイメージが全面的に確立された。世界平和の維持と共同の発展のために大きく寄与している」と述べています。

 また、フランスのシラク大統領、欧州委員会のバロゾ委員長、イタリアのプロディ首相、フィリピンのアロヨ大統領、それに、ルーマニア、モルディブ、ベトナム、スリランカ、ラオス、ケニア、タンザニア、ガボン、リベリア、モーリシャス、ボリビア、キューバなどの国の首脳もメッセージを寄せ、中国国際放送局開局65周年を祝いました。

 スリランカのウィクラマシンハ首相は、その中で「1941年に誕生した中国国際放送局は43の言葉を使って世界に向け、放送をしている。これは世界のどこの国のメディアにもないことである。私もリスナーの一人として、番組から情報を得て、勉強をしている」と述べています。

 また、アメリカやカナダ、ロシア、ケニア、ドイツなど15カ国からのリスナーの代表が、中国国際放送局開局を祝おうと、北京を訪れました。

 アメリカからのリスナーの話です。

 「中国国際放送局開局65周年を心からお祝い申し上げます。番組を聴き始めたのは1999年です。ラジオを通じて、中国の情報をたくさん手にしました。この記念大会に参加できて、とてもうれしく思います。中国国際放送と、そのスタッフに改めて祝賀の意を表したいです」

 ブラジルのリスナーの話です。

 「国際放送局の開局記念大会に参加できて、とてもうれしく思います。国際放送局は開局当時から、中国の情報を宣伝する使命を担い、今日もこの使命を全うして、進んだ中国、変化する中国を世界に伝えています。心から北京放送の開局65周年をお祝いしたいと思います」

 インドからのリスナーです。

 「中国国際放送局の記念式典に参加できて、光栄に思います。番組によって、我々の知識が豊かになりましたし、中国人民の友情の気持ちを知ることもできました。今後も、より良い番組を作り、世界人民の友情と理解を深めるという、大きな役割を果たしてくれるよう祈っています。ハッピーバスディーCRI」

 中国国際放送局は、38の外国語や、中国語の標準語、それに4つの方言で全世界に向けて放送をし、毎日の放送時間は合わせて1100時間を越え、世界各地で多くのリスナーを持っています。

 これについて中国国家ラジオ映画テレビ局の王太華局長は「世界各地にあるリスナー組織や数億人の国内外のリスナーの皆さんは、中国に対する熱い思いと中華文明に対する強い興味を持って、我々の対外放送を聞いてくださっている。これは、わが国の対外放送事業発展の大きな原動力となっている。」と述べました。

 2005年、中国国際放送局には、世界160の国と地域から全部で217万通の手紙が寄せられ、世界各地の「リスナーの会」は、3600余りに達しています。

 現在、世界各国の人々が中国を知る上での重要な窓口となった中国国際放送局は、65年前、戦火の中で誕生しました。1940年、日本軍国主義者の中国侵略に立ち向かうため、中国北西部の延安で延安新華放送局が設立されました。1941年12月3日、延安新華放送局は初めての日本語放送を送り出し、その日が中国の対外放送事業の始まりの日、そして中国国際放送局、誕生の日となったのです。

 その後、65年の歳月が流れ、今の中国国際放送局はラジオ、テレビ、インターネット、新聞を一体とした現代的な総合メディアへと進化を遂げ、世界で最も実力ある、そして影響力の強い国際放送局の一つとなりました。2006年1月28日、中国国際放送局はケニアの首都・ナイロビで海外初のFM放送局を立ち上げ、また、続いて11月19日、ラオスの首都・ビエンチャンでもFM放送局を開局させました。

 世界中の人々に、中国のことをより良く、多くのことを、客観的に知ってもらい、理解を深めてもらうため、今後5年間で、中国国際放送局は更に、100局のFM放送局と中波局を海外で開設し、「電波の架け橋」を作り、音で中国人民の友情を伝え、心でリスナーの皆さんとふれあっていきます。

 一方、世界の先進諸国の国際放送に比べれば、中国国際放送局の力や、国際世論における影響力は、まだまだ格差があります。今日、中国の国力は絶えず上昇し、国際的地位が高まっています。これに伴い、世界各国の人々の中国を知りたいという思いが強くなり、国際世論の中国への関心も高まってきています。これらは中国国際放送局にとって、新たな課題であり、また得がたい発展のチャンスでもあります。

 2004年初め、中国国際放送局は「現代的な国際放送体系を構築する」という戦略目標を確立しました。中央宣伝部の劉雲山部長は、「中国国際放送局は世界が中国を知る上での重要な窓口であり、今後も対外報道で、中国の発展の実情に焦点を当て、海外リスナーのニーズを把握し、彼らに親しまれるよう、絶えず番組の魅力を高め、感動を伝えてほしい」と述べました。また、「中国国際放送局は従来のメディアから現代的なメディアへ、単一メディアから総合メディアへ、対外放送から国際的な情報発信者へ徐々に転換し、ワイヤレス放送、オンライン放送及びマルチメディアを一体にした現代的な総合メディアを目指して、国際的な競争力と影響力を全面的に引き上げていく必要がある。」と述べました。

 中国国際放送局の王庚年局長は、現代的な国際放送システムの定義について、次のように語りました。

 「現代的な国際放送システムとは、コミュニケーションの理念、内容及び伝達的手段での現代化を言い、国際的な影響力をもち、国際的な世論競争で一翼を担い、ワイヤレス放送、オンライン放送及びマルチメディア放送を一体化にした総合的な現代化メディアの集合体になることを指している。」

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