jpjingji20180403-1
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担当:王小燕、斉鵬
今回は3月29日~31日に浙江省寧波市寧海県で開かれた桜祭りでの取材を中心にお送りします。
山を埋め尽くす9999本の桜の木を背に、中日両国の民間交流を兼ねた桜祭りが30日、浙江省寧波市寧海県橋頭胡街道眠牛山公園(「街道」は日本の「町」に相当)で開幕しました。日本各地から60人余りの訪中団が駆け付け、音楽の演奏、書道、生け花をはじめ、街づくりや介護をテーマにした講演会やセミナーを通じての地元住民との交流が、3日間にわたって行われます。
寧海県での桜祭り開催は、今回が初めてです。一昨年、地元で投資する日本の旭東ダイカストグループが町おこしのために、桜の木3399本を寄贈したのを受け、橋頭胡街道はさらに3000万元を出資し、6600本を植樹して桜の園を整備しました。去年の開花を受けて今年、街道が主催する桜祭りを初めて催しました。
開幕式で、橋頭胡街道の関係者が「桜の園は中日両国の厚い友情の結晶であり、双方の協力ウィンウィン関係が長く続くようにという願いが託されている」と語りました。今後は春の定例行事とする予定とのことです。
訪中団メンバーには中国が初めてだという方も多くいました。皆さん、日本国内の満開の桜を後目(しりめ)に、まだ若い中国の桜のために中国の寧海県に集まったのです。どのような人たちが、どのような思いで訪中したのでしょうか。今回は中日の民間交流の底力を十分に感じ取れた、桜祭りでの取材です。(撮影協力:葛紋静)