会員登録

2時間目:<技術中国>5回目 「墨子号」量子科学実験衛星

2018-04-02 18:26:22     cri    

 皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、新しいシリーズ<技術中国>をお届けします。

 2016年8月16日、中国は世界初の量子科学実験衛星「墨子号」の打ち上げに成功しました。これはグローバル化量子通信、宇宙量子物理学、量子引力実験と検証の扉を開き、全面的に世界トップ水準に達したとみられます。<技術中国>、5回目は中国の「墨子(ぼくし)号」量子(りょうし)科学実験衛星にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。

 量子とは、物理世界で最小の、分割不可能な基本単位で、世界全てが量子で出来ていると言っても過言ではありません。量子には、量子重ね合わせ状態、「量子もつれ」という奇妙な特性があります。日常生活において、私たちは同時に2ヶ所に姿を現すことができませんが、量子の世界では、ミクロな客体として多くの場所に同時に出現できます。量子もつれとは、もつれ合う2つの量子が心のつながる双子のように、どれほど遠く離れていても兄の状態に変化が生じれば、弟の状態にも同じ変化が生じることになります。量子のこの2種類の特性に対する認識が深まるとともに、実用的な新しい技術も開発されています。量子通信がそのうちの一つ。量子は分割できず、複製できないため、暗号を解除することもできないから、量子物理と情報技術を組み合わせることで、革命的な手段によって情報の暗号化・保存・伝送が可能になり、情報の安全が守られます。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS