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「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはタジク族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、中国の「ユニコーン企業」、メディアの融合、遺言バンク・中華遺嘱庫の話題についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はタジク族の話です。
中国に暮らしているタジク族は、2010年の第6回国勢調査で人口が5万1100人、新疆の総人口の0.21%を占めていることが分かり、主に新疆ウイグル自治区の南西部のタシュクルガン・タジク自治県に集中して住んでいます。その他、莎車(サチェ)、澤普(イプ)、葉城(イェチョン)、皮山(ピーサン)にも分布しています。
タジク族は、3000年ほど前に、ユーラシア草原から中央アジアに移動したり、定着したりしたイラン系にさかのぼり、オアシス地方に独自の文化を築きあげていました。
「タジク」は「王冠」という意味、「王冠の上の民族」、または「鷹の子孫」と、タジクの人々は自らの民族をこのように呼びます。民族のルーツについて、今でも民間では数多くの美しい伝説が伝えられています。
主な居住地のタシュクルガン地域は、1913年に県が設けられ、喀什(カシュガル)地区に属します。1950年に人民政府が成立し、1954年9月17日にタシュクルガン・タジク自治県が設置されました。
タジク族の人たちは農業や牧畜業に従事し、狩猟や副業にもたずさわります。タジク族の食事は、肉類はウシ肉、ヒツジ肉、乳製品をたくさん食べるのが特徴です。
タジク族には女性を尊敬する伝統を持ちます。結婚や葬儀、礼拝の席で、一番年配の女性は最も尊いお客とされ、この方が席に着いてから初めてほかの人は、女性が先に、男性がその次に、年齢の順で席に着きます。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)
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