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「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはウイグル族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、話題を呼んでいるドキュメンタリー映画「すごいぞ、我が国」、2月の映画興行収入、新型有人宇宙船の研究についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はウイグル族の話です。
中国で誰もが知っているウイグル族の人物がいます。アファンティです。実在する人物ではあるか否か明らかにされていませんが、全国的に知られるのは確実です。「アファンティ」とはウイグル語で「先生」の意味で、頭がよく、いつも貧しい人、弱い人を手伝う人物です。
アファンティを主人公としたアニメーションは、上海美術映画製作所によって14話作られており、製作期間は1979年から1989年の間で、ちょうど改革開放政策が実施され、テレビが次第に普及される時期で、中国で非常に名を知られていました。
白いウイグル族の服を着てロバに乗って移動するアファンティ、知恵で悪人を痛快にやり込めるストーリー、中国では多くの中高年にとって子供の頃の思い出に残っています。
ウイグル族は歌や踊りのできる民族として知られます。ウイグル族の民謡は、地域によってそれぞれの特徴を持ち、イリの民謡は抒情的であるのに対して、ハミのものは明るくて簡単なものが特徴で、カシュガルは豪放な民謡で知られます。
ウイグル族の結婚式は民族特有の様式をもちます。結婚式当日早朝から、お客さんは手土産をもって集まり、新郎と新婦はそれぞれの客をもてなします。新郎と新婦それぞれの家で、昼まで歌ったり踊ったりして遊興にふけます。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)
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