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1時間目 中国富裕層の投資動向&新中産階級の消費傾向

2018-02-05 16:08:02     cri    

 <ライフマガジン>

 話題1:中国の富裕層の投資動向

 中国では、リッチ層、言わば富裕層が増加しつつあり、その純資産総額も増えるにつれ、ここ10年、富裕層の各種資産配分ツールの割合にも大きな変化が生じています。<ライフマガジン>、最初の話題は、中国の富裕層の資産配分に迫ります。経済誌『中国国際金融』がこのほど発表した報告は富裕層の資産配分の変化についてまとめています。まず、現金・貯金の占める割合が大幅に低下し、金融商品が占める割合が顕著に上昇しています。次に、新しい金融商品が資産配分ツールとして登場し、多様化、分散化が進んだということです。

 話題2:中国の新中産階級男性の消費傾向

 このほど発表された「新中産階級男性消費白書」は、5万人以上が参加した消費調査と京東の全プラットフォームの1億人を超えるユーザーの消費に関するビッグデータに基づき、住宅、自動車、健康、スマート設備、ファッション、知識、ぜいたく品の7つの観点から新中産階級の男性の消費傾向を読み解き、彼らの消費の輪郭を描き出したものです。新中産階級の男性の消費金額が最も多いのは衣類と電化製品の「生活必需品」で、購入数も購入金額も他の品目を大きく上回りました。生活必需品のほか、酒類、撮影機器、音響映像設備、ケア用品が消費金額でトップ10に入ります。ここから、電子製品が中産階級男性の最もお気に入りの品目であることがわかります。トップ10のうち、生活家電、コンピューター部品、スマート設備、撮影機器などの電子商品が半数を占めたということです。

 話題3:中日職場の人間関係

 近年、中日の経済協力、在日中国人が経営する企業などが増加するにつれ、中国人が日本人の上司になるということも珍しくなくなっています。日本メディアでも「中国人上司との付き合い方」が話題になっています。例えば、あるメディアは、「中国人上司はメンツを非常に重視し、会議では絶対に上司の意見に反対できない」と報じて、中国人上司と日本人部下の人間関係の在り方に注目が集まっています。中国人上司と日本人部下の間で、文化的習慣の違いが生じることがあるというのも現実です。日本人の同僚とは考え方が大きく違ったり、溝があったりすると感じている人もいます。例えば、日本の習慣では、部下は上司に「報・連・相(報告・連絡・相談)」をするのが原則です。しかし、中国人上司の場合、細かなことまでいちいち報告する必要はなく、そんなことをしていると、効率が下がり、仕事が進まないと考えていることが多いのです。こうして、中国人上司は、毎日、たくさんの部下と話し合いをするのが苦しいことだと感じているようです。

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