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2時間目 中国あれこれ&湖北省の少数民族

2018-01-18 19:54:16     cri    


 「ハイウェイ北京」木曜日二時間目番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは湖北省の少数民族についてお送りします。

 「中国あれこれ」は、北京、天津、およびその周辺地域で空気が明らかに改善されていることから、大気汚染対策用のマスクは売れ行きが伸びないこと、家電販売大手の「蘇寧電器」による上海蘇寧無人店の開店後50日間のビッグデータ、インターネットを利用してネコを飼う「雲養猫」に関する話題をお送りします。

 「56の民族、56輪の花」は湖北省の少数民族についてです。中国中部、長江の中流地域に位置する湖北省、中国55の少数民族が住んでいます。2010年の第6回国勢調査では、戸籍を湖北省に置く少数民族の人口は247万人、全国の少数民族1億3380万人のうち、およそ2%が湖北省に居住しており、湖北省人口全体に占める割合は4.5%、全国の少数民族割合8.49%をはるかに下回ります。人数の順で一位はトゥチャ族210万人、ミャオ族18万人、ホイ族7万人、トン族5万5千人、満族1万3000人、続いてはチワン族、モンゴル族となります。集中して湖北省の西南部に居住していますが、省都の武漢市にも少数民族が少なくからず暮らしています。

 湖北省の唯一の少数民族自治州、恩施トゥチャ族ミャオ族自治州は34年前の1983年に設置され、近年は観光のホットポイントとして注目されます。州全体で森林カバー率は70%近く、湖北省西部の樹海、中国中部の薬草の宝庫、セレンの都と言われ、緑が豊富で、生物の多様性が守られた、資源の豊かなところです。

 恩施自治州は、南に湖南省の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州と隣り合い、武陵山というトゥチャ族の故郷と言われる山が横たわっています。州内は、海抜の差が大きく、雨量が豊富であるため、水力資源が豊かで、クリーンエネルギーの重要拠点とされます。自治州は亜熱帯の山間部で、冬は寒くなく、夏は暑くない、居心地のいい場所です。年間平均気温は16度で、平均雨量が1600ミリ。地理的にちょうど中国の「かまど」とされる武漢市と重慶市の間にありますから、夏になりますと、避暑に来る観光客は後を絶ちません。

 詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)

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