jpshehui20171207-2
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無人スーパー
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の前半は中国のニュース、出来事、イベントなどをご紹介する「中国暦」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは広東省の少数民族についてお送りします。
中国暦は、広場ダンスの経済規模、極地ツアーが人気、無人スーパーで笑顔割引という話題をお送りします。
「56の民族、56輪の花」は広東省の少数民族についてです。中国で唯一人口が1億を超える広東省には、56の民族が住んでいますが、少数民族の数は少ない方です。2010年第6回国勢調査によりますと、中国の人口13億3972万のうち、55の少数民族は1億3380万人。人口全体に占める割合は8.49%で、11人に1人が少数民族という計算になります。広東省では少数民族の割合は2%ほどで全国平均をはるかに下回っています。
広東省の少数民族の中で、人数が多いのは、チワン族、ヤオ族、トゥチャ族、ミャオ族、トン族の五つ。少数民族の自治県は、連山チワン族ヤオ族自治県、連南ヤオ族自治県、乳源ヤオ族自治県の3つ、それに連州市の三水、瑶安ヤオ族郷、陽山県秤架ヤオ族郷など7つの少数民族の郷があります。中国の広い範囲に居住しているシェ族の最初の居住地は福建省、広東省の鳳凰嶺でした。今でも現地では約2万人のシェ族が暮らし、全国のシェ族のおよそ3%が広東省にいます。
ヤオ族は、広東省の北部のある梅嶺という山の南部(嶺南地区)に最も広く居住する少数民族で、広東省には20万人近く住んでいます。広東省で人数が最も多い少数民族はチワン族で、チワン族全体の約1%の20万人ほどが住んでいます。特に広西チワン族自治区と隣接する広東省西北部の連山チワン族ヤオ族自治県が主な居住地です。1360年代の元の時代に、広西チワン族自治区から移動してきた人が多いということです。詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)
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