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2時間目 インバウンド市場の新しい動向を見据えて~中村好明さんに聞く

2017-12-05 17:33:28     cri    

 聞き手:王小燕

 2016年、中国からの訪日観光客が637万人に上り、今年はそれ以上の人数になると見込まれています。日本のインバウンド観光の最新状況をめぐり、訪日観光客を迎え入れる第一線で活躍されているJIS(ジャパン インバウンド ソリューションズ)代表取締役社長の中村好明さんにお話を伺います。中村さんはこのコーナーでは今年の初めに続いて2回目の出演となります。

 この12月、日経BP社から新刊『儲かるインバウンドビジネス10の鉄則 未来を読む「世界の国・地域分析」と「47都道府県別の稼ぎ方」』を出したばかりの中村さん。今回のインタビューではこれまでの約一年の訪日観光客に見られる四つのトレンドを踏まえ、2018年以降の動向を展望します。

 今回のインタビューでは、中村さんはとりわけ、観光開発における双方向の往来こそ持続可能な発展につながり、これまで日本国内で展開してきた地域連携プレーを域内のその他の国へと広げてとらえることの必要性を指摘しました。そして、変化を畏れずに、大胆に挑んで、新しい状況に対応して、物事を切り開いていく心構えこそ大事なのだと訴えました。

 【プロフィール】

 中村 好明(なかむら・よしあき)氏

 1963 年、佐賀県生まれ。上智大学出身。

 2000年㈱ドン・キホーテ入社。広報・IR・マーケティング・新規事業の責任者を経て、08年7月、社長室ゼネラルマネージャー兼インバウンドプロジェクトの責任者に就任。13年7月、㈱ジャパン インバウンド ソリューションズを設立、その代表に就任。

 日本インバウンド教育協会理事。ハリウッド大学院大学および神戸山手大学客員教授。日本ホスピタリティ推進協会理事・グローバル戦略委員長。全国免税店協会副会長。みんなの外国語検定協会理事。観光政策研究会会長。一般社団法人国際観光文化推進機構理事。

 【主な著述】

 •『まちづくり×インバウンド 成功する「7つの力」』(朝日出版社)

 •『観光立国革命~インバウンド3.0の衝撃!持続可能なニッポン創生のための処方箋~』(カナリアコミュニケーションズ)

 •『[リアルな会話CD付き]接客現場の英会話 もうかるイングリッシュ』(朝日出版社)

 •『インバウンド戦略 ―人口急減には観光立国で立ち向かえ! ―.』(時事通信社)

 •『ドン・キホーテ流 観光立国への挑戦―激安の殿堂が切り拓くアジア観光交流圏という大市場.』(メディア総合研究所)

 ・『儲かるインバウンドビジネス10の鉄則 未来を読む「世界の国・地域分析」と「47都道府県別の稼ぎ方」』(日経BP社)

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